TTAGGG

【漫才】映画化

d0103236_18205966.jpg



佐賀「はい、どうもー、静岡出身の佐賀と」

ジョン「ベネズエラ生まれ福岡育ちのジョンです」

佐賀「またこの舞台に立たせていただいたわけなんですけども」

ジョン「またおんなじ客がいる!暇なの?」

佐賀「そういうこと言うんじゃないよ。今日は二人の共通の趣味について話そうかと思うんですが」

ジョン「お前と共通?そんなものねえ」

佐賀「いきなり毒舌ですねえ、なんかあったんですか?」

ジョン「昨日映画を見に行ったんだけどさ、それがすごくつまんなくて」

佐賀「やつ当たりはいけないなあ。でもこれから話そうとしてたのが映画のことなんですよね」

ジョン「それより聞いてくれよ。その映画がさあ、頭がビデオカメラの男が出てきて映画を盗んじゃ駄目!って演技するだけのクソつまらない話でさ、俺すぐでてきちゃったよ」

佐賀「それ映画泥棒じゃないか!予告編の前に帰ってくるやつがあるかい!」

ジョン「それでさ、それなら自分たちで面白い映画を作ったらいいんじゃないかと思ってさ」

佐賀「作る?それは大変ですよ。お金もかかりますしね」

ジョン「そこは俺たちまがりなりにもテレビ業界にいるわけじゃん。テレビのスタッフ、いやスタッフゥ~を使えば解決するわ」

佐賀「人の持ちネタ真顔でパクるんじゃねえ!」

ジョン「でも、いいだろ。テレビドラマが映画化することなんてよくあることだし」

佐賀「それは、まあそうですね」

ジョン「だいたいさ、どんな番組でも頭に劇場版ってつければそれっぽくなるんだよ」

佐賀「言いましたね。たとえば?」

ジョン「じゃあ、お前が 劇場版 って言ってくれよ。俺がその後にいい感じの番組名を怒鳴るから」

佐賀「わかりました。じゃあいきますよ。 劇場版!」

ジョン「水戸黄門!」

佐賀「あ、いい感じですね。時代劇は映画にしやすいですしね。じゃあ次」

「劇場版!」「ガキの使いやあらへんで!」

「劇場版!」「怪傑えみちゃんねる!」

「劇場版!」「火曜サスペンス劇場!」

佐賀「ちょっと待て」

ジョン「なんだよ」

佐賀「劇場版って言ってるのに最後にも劇場って言ってるし」

ジョン「でも、火曜サスペンス劇場って劇場って言ってるくせに劇場化してないじゃん。このさい映画化しようぜ」

佐賀「お、おう。なんかもやもやするけど言いたいことは判らないでもないです」

ジョン「あとさ、最後に ザ・ムービー!ってつけてもいいんだぜ」

佐賀「そうですね。踊る大捜査線ザ・ムービーとかありますからね」

ジョン「じゃあ、それ言ってみよう。やること判るな?」

佐賀「あ、はい。僕がザ・ムービーって言えばいいんですね」

ジョン「タモリ倶楽部!」「ザ・ムービー!」

佐賀「タモリさん普段どおり流浪の番組作ってそうですね」

ジョン「エキサイティングナイター」「ザ・ムービー!  っておい!」

ジョン「なんだよ?」

佐賀「ナイター・・・って野球だよな?」

ジョン「それがなにか?」

佐賀「野球をどうやって映画化するんだよ?」

ジョン「馬鹿、野球は筋書きのないドラマなんだぞ」

佐賀「それはわかりますけど、なにか事件でも起こるんですか?」

ジョン「いや、野球を生放送でスクリーンに上映する」

佐賀「それただのパブリックビューイングじゃねえか!」

ジョン「これはなしか」

佐賀「当たり前ですよ」

ジョン「次は自信作だ。行くぞ。三分クッキング!」

佐賀「ザ・ムービー!……どこが?」

ジョン「番組放送中に殺人事件が起こるんだよ」

佐賀「それはちょっとおもしろそう」

ジョン「もう内容も考えてるから予告編だけでも聞いてくれよ」

佐賀「わかりました……」

ジョン「さあ始まりました三分クッキング。今日のメニューは流し素麺の装置を使って小松菜のおひたしとキムチを流します」

佐賀「奇抜なメニューですね」

ジョン「キムチを食べた出演者の一人が突然苦しみだしてその場に倒れる!騒然とする現場!やってきた刑事が叫ぶ。どうして現場にキムチが流れるんだ!」

佐賀「織田裕二じゃねえか!血じゃくてキムチて」

ジョン「別の刑事が叫ぶ!小松菜にかけて!」

佐賀「はは~ん、金田一少年の事件簿ですね。じっちゃんの名にかけて、ですか?」

ジョン「小松菜に胡麻醤油をかけて!」

佐賀「食おうとしてんのか!殺人現場だぞ!」

ジョン「犯人は……キューピー、お前だ!(声色を変えて)僕が犯人です……」

佐賀「急展開すぎるだろ!」

ジョン「だって三分クッキングだぜ」

佐賀「え?」

ジョン「上映時間三分に決まってるだろ」

佐賀「予告編じゃなくて本編じゃねえか!」

ジョン「だめ?」

佐賀「短すぎるでしょ。あと料理を食って人が死んだらスポンサーいなくなっちゃいます。一社提供だから番組終了しちゃいます」

ジョン「そっかー、じゃあ次ね」

佐賀「まだあるんですか!?」

ジョン「アニメを実写映画化しよう。キャシャーンやヤッターマンやガッチャマンだって映画化したんだぜ」

佐賀「微妙にコケたやつばかり引き合いに出しましたね」

ジョン「もっと有名名作アニメにすれば大丈夫だって」

佐賀「例えばどんな?」

ジョン「劇場版アルプスの少女ハイジ」

佐賀「あ、それはちょっと見てみたいかも。でも配役は大事ですよ?」

ジョン「まかせとけ。まず主役のハイジは芦田愛菜」

佐賀「イメージが違うけど、名子役ですもんね
芦田愛菜ちゃん

ジョン「ペーターは岡田将生、クララは堀北真希」

佐賀「なんかそっちでラブストーリーが生まれそうですね」

ジョン「おじいさんのおんじ役は
北大路 欣也、そしてもっとも重要な役は」

佐賀「あれ、もうメインキャスト出てませんか?」

ジョン「何言ってんの、セントバーナードのヨーゼフ役がまだでしょうが」

佐賀「犬は借りてくるだけじゃ」

ジョン「それでは発表します。ヨーゼフ役は、石破茂です!」

佐賀「政治家じゃねえか!」

ジョン「でもあの人犬っぽいだろ」

佐賀「そりゃそうだけど、どっちかというとブルドッグ系だろ」

ジョン
(メモをとる仕草をしながら)「佐賀君は石破茂をブルドッグ似だと言った、と」

佐賀「メモるな。そしてチクるな!」

ジョン(突然ハイジの演技を始める)「おんじ大変!ヨーゼフがユキちゃんを食べちゃったの!」

佐賀「食べるな!」

ジョン(石破茂のようなおっさんの演技で)「ラムは旨いなあ」

佐賀「ユキちゃん山羊だからラムじゃねえよ!」

ジョン「そういう問題じゃねえよ!」

佐賀「お前が始めたんだろうが!」

ジョン「クララが立った!クララが立った!ペーターも勃った!おんじも勃った!」

佐賀「下ネタ入れんじゃねえ!」(佐賀、ジョンに飛び蹴りを入れる)

ジョン「じゃあ、最後ね」

佐賀(ため息をつきながら)「まだあるんですか?……まあここまで来たんだから聞きますよ」

ジョン「フランダースの犬 ザ・ムービー!」

佐賀「宮崎駿、好きなんですね」

ジョン「主役のネロは、SAYAKA」

佐賀「いやな予感してきたよ。ネロは男の子じゃないですか?」

ジョン「そこは奇抜な抜擢で脚光を浴びるんだよ。そして……パトラッシュはダルビッシュ」

佐賀「もう問題が起こる予感しかしねえよ!お前最後の語感だけで決めただろ!」

ジョン「これがルーベンスの絵か。(女っぽい甲高い声で)ダル、じゃなかったパトラッシュ、なんだか私、眠くなって来ちゃった……(男の声に戻り)じゃああそこのホテルに……」

佐賀「やっぱ下ネタじゃねえか!」(佐賀、ジョンにパロスペシャルをかける)

ジョン「ごめん!悪かった」

佐賀「へえ、珍しいですね、ジョンが謝るなんて」

ジョン「だからもう一回だけやらせて?ね?」

佐賀「これが最後ですよ」

ジョン「やった!じゃあ最後は、劇場版ウサギと亀」

佐賀「とうとう日本昔話になっちゃった」

ジョン「ウサギ役は酒井のり・・・(佐賀にすごい目で睨まれて)違った、中村うさぎ」

佐賀「作家兼コメンテータじゃん」

ジョン「うさぎはね、寂しいと死んじゃうんだよ」

佐賀「結局そのセリフ言うのかよ!しかもあんた一度死に掛けてるじゃん!」

ジョン「亀はやっぱりスーパースターじゃないとね」

佐賀「え、誰?」

ジョン「追いかける立場の亀にふさわしい名セリフの持ち主ときたらこの人しかいない。木村拓哉」

佐賀「もういいよ」(先にセンターマイクを去る)

ジョン(木村拓哉のモノマネで)「ちょ 待てよ」

(二人で)「どうも、ありがとうございました~」
















[PR]
by telomerettaggg | 2014-03-28 19:48 | CANON LENS 50/1.4