TTAGGG

記憶をなくしたヤギさんと

d0103236_05551864.jpg

 「速読法」を覚える気が全くない。
 時間のない人が本を少しでも早く読むために開発された手法らしいが、僕にはそれを使う意義を見出せない。
 そもそも、僕にとって読書とは娯楽であり、ゆっくり時間のあるとき、あるいは寝る前のひと時に楽しむものであって、必要に迫られて読むものではない。何事にも初めては一度きりしかないのに、要点だけかいつまんで内容を知るだけでは、たとえ理解できたとしてももったいない。劇場公開された映画が2倍速で再生されていたら、と考えると恐怖と怒りがこみ上げてくる。

 話は変わるが、オートバイにとっての高速道路も、僕にとっては速読法とたいして違いはない。オートバイは走る行為そのものを楽しむものであって、目的地に早く到着すること自体にさほど意味を感じない。約束があったり、必要があればやむを得ず利用することもあるが、楽しみは半減してしまう。

 急げ 急げ 辛い 辛い

 目的地に何かしらの楽しいことが待っているとしても、それはオートバイで走ったことの結果として付随するものであって、それが主目的になることはほとんどない。目的が猫に会いに行くことだと……ううむ、どちらも同じくらい楽しい。







[PR]
by telomerettaggg | 2014-07-29 06:06 | E PZ 16-50mm F3.5-5.