TTAGGG

活字中毒~読書の冬その2~

d0103236_2228443.jpg

Bessa L+SUPER WIDE HELIAR 15mm f4.5 ELITE CHROME shimokitazawa/tokyo



 昨日買ってきた朱川湊人「都市伝説セピア」を一気に読み切りました。こう書くと、私の読むスピードが早いように思われるかもしれませんが、そういうわけでもありません。昨晩寝る前に読み始め、朝四時半に起きて続きを、会社の昼休みや帰宅後と、どこででも読む癖があるからなのです。

 そして感想なのですが、かなり良かった! 5つの短編から成る作品なのですが、最初の「アイスマン」を読んだ直後に、震えが来ました。読んでいる間になんとなく最後の展開は読めてしまったのですが、判っていながらも次の文章を追ってしまう状態は、本好きな方ならわかっていただけるでしょうか。

 ジャンルをあえて言えば、ホラーということになりますが、血飛沫飛び散るスプラッタな感じではまったくなく、あえて感情を押さえた文で淡々と語る感じがとてもよかったです。
 少しだけ残念だったのは、「昨日公園」という作品をこの本で読む前に知ってしまっていたことです。去年の暮れに放送された「世にも奇妙な物語」で。できることならこの本から先に読んでおきたかったと思います。ドラマのほうもとても良い出来だったと記憶していますし、ほんの少しだけ残念、といったくらいです。


 本と漫画をあまり区別することはありません。絵に起こしてこそ効果的な物語もあると思いますし、娯楽なのですから、楽しく読めたらどちらでもいいのです。
 なので、ジャンルにも拘ることはあまりありません。強いて言うなら、実用書の類はあまり読まない、という程度でしょうか。本を読むことで何かに役立てたいと考えていないのがその理由です。読んだことで結果的に知識がついてくるということはありますし、それはそれでちょっとした満足感があるものです。
 
 人通りもなく、そこを通るのは自分だけしかいない何の色気もない壁のようなものでしょうか。
 読書に付随する知識とは、そこに落書きじみた絵を書いて、一人眺めては悦に入るようなものかもしれません。私限定かもしれませんが。

 ただ、私見ではありますが、私にはいったん気に入ると似た系統の本ばかりを延々と読み続けるやや偏執的な部分があるので、一時期は角川ホラー文庫ばかり読み漁っていましたし、小学生の頃はそれがシートン動物記だったり伝記ものだったりもしました。気に入ったら一人の作家を読みつくすのもそのひとつかもしれません。


 読書のことになると話が長くなるので続きは明日にでも(しないかも?)
[PR]
by telomerettaggg | 2007-02-01 22:56 | SWH 15mm f4.5