TTAGGG

やっぱりネコが好き

d0103236_2056271.jpg

Bessa R2+NOKTON CLASIC S.C 40mm f1.4 gifu
※クリックすると大きい画像が表示されます



 数日前から頭痛が止まらず、どうも体調がおかしいなあ、と思っていましたらどうやら、風邪をひいていたようです。気づかずに仕事に行っていたのが不思議なくらいですが、とりあえずインフルエンザではなさそうなので一安心のテロメアですこんばんは。熱を測ったら39度ありましたが。

 

 食べ物の好き嫌いと同じで、どんな動物が好きか、ということは多分に子供の頃の環境が影響しているのかもしれません。子供時代の私の家には、イヌもいましたしセキセイインコもいましたし、あるときには鶏もいました。いなくなったなと思ったその日の夕食が鶏肉だったことに気づいたのはさておき、ネコは常時数匹いたように思います。
 幸い家族にネコアレルギィがいるなどの障害もありませんでしたし、皆動物が大好きでしたので、とめどなく増えそうな動物たちを、父親の一喝でなんとか押さえている、そんな家庭でした。その父親からして仕事先で拾ったイヌを連れ帰ったりしていましたけど。

 その中でも私はネコが一番のお気に入りでした。
 自分勝手なところも、喉をゴロゴロ鳴らすところも、フニャっとした柔らかい体も、みんな好きです。

 20代前半の頃、私は実家から少し離れた職場で働いていました。遠いので会社の寮に入って、週末だけ家に帰る、という生活をしばらく繰り返していたのです。
 ある月曜日の朝、会社へ向かうためにバイクに乗って走り出してからしばらく経ってからです、見通しのいい直線で、早朝ということもあって結構なスピードを出していた私の前に、黒いネコが飛び出してきました。とっさの判断で急ブレーキをかけ、なんとか避けた、と思った直後、目の前には朝露に濡れたアスファルトがありました。

 次に覚えているのは、病院の診察台でした。

 その当時でバイク歴8年でしたが、走行中に転倒したのは初めての経験。
 冬だったこともあって完全防備で運転していたのが幸いしたのか、軽い打撲程度で済んだのですが、医者の問診には全く答えられない状態になっていました。
 
 診断結果は、失語症。
 
 大好きなネコを轢きかけた、というショックから言葉が出なくなってしまったのです。
 CTスキャンやMRIでは脳に全く異常が見られなかったそうなので、精神的なものだろうとのことでしたが、慌てて駆けつけた母親は、
「あんたも見た目より、案外デリケートなんだねえ」と言っていました。

 失語症のほうは10日ほどで収まったので、それほどたいしたことはなかったのですが、私としては自分がしゃべれなくなってしまったことに少しびっくりはしましたがそれよりも、ネコを轢かずに済んだ、という安堵感のほうが強く、それほどパニックになることもなかったように思います。

 同じ生き物、命の重さは同じ、とは言いますが、別のとき、車を運転中フロントガラスへ飛び込んできて激突死したツバメにそれほどのショックを感じなかったのは、私が冷たい人間なのかもしれませんが、思い入れのある好きな動物ではなかったからでしょう。

 とにかく、それ以降は動物を轢きかけそうになることもなく、これまで生活してくることが出来ましたが、目下の悩みといえば、遊んでくれるネコが近所にいないことでしょうか・・・。
[PR]
by telomerettaggg | 2007-02-13 21:29 | ノクトンクラシックSC40/1.4