TTAGGG

スパイラル

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PENTAX K100D+smc PENTAX M 135mm f3.5



 放たれた矢がまたもとの場所へ帰ってこれるよう、その位置をしっかりと心に刻む。

 弦は緩んでいないか。研ぎ澄まされているか。離れずに帰ってこれるか。何も判らない。そもそも何かを知ったと思ったら、それは次の知らないことへのつながりだったりする。知らないことを知るために探求しているのかもしれない。
 
 なにを?俺はなにを探している?

 きっと、何も判らないってことをだ。

 消えてはまた現れる、脳裏に浮かび上がる言葉の切れ端をつなぎ合わせながら綴っていく行為は、はたからみれば意味不明のことに見えるのかもしれない。きっとそうに違いない。
 それをしている自分自身にすらその意味がわかっていないのだから。
 ただ、そうせざるを得ない、そうするしか方法がないというただ一点にせかされるかのように、
 キーを叩き続ける。

 並べ立てる。

 存在証明している。

 でも、やがては朽ち果てる。

 一時の栄華があろうとなかろうと、それは崩れ落ち、地面と同化して見えなくなる。

 そして、樹も水も、血も人も、同じものだと知る。
 
 生と死すら同じ括りの中にあることを思い知らされる。

 そういうものなのだから。そういうふうに出来ているのだから。

 たったそれだけのことを納得できず、どこかに答えがあるはずだと捜し求める。

 すべては無意味で、それでもそこに意味を求めようとする。

 それが案外楽しいことだったりするんだなこれが。






 
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by telomerettaggg | 2007-02-15 20:42 | PENTAX M 135/3.5