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廃墟

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presto400

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 あまりの暑さに飛び起きてしまい、寝不足のまま一日を過ごしていたら18時に寝ていました。おはようございます、テロメアです。今年こそはエアコンつけようと思うんですが、設置は自室にすべきか、暗室予定の部屋にするべきか猛烈に悩んでいます。夏は暗室で寝るかな。


 これといって廃墟マニアというわけではないのですが、誰も住んでいない家や、荒廃に任せるまま放置された建物を見ると入っていきたくなります。たいていは中に入れないよう板が打ち付けてあるものですが、ここにはそういう障害が何もなかったものですから、ちょっとだけ入らせてもらいました。不法侵入になっちゃいますので、叱られないよう、ほんの数分だけ。

 もとは社員寮だったらしい3階建ての外付け階段から中を覗き込むと、ガラスは割れているし、なかはしばらく誰も足を踏み入れていないことが人目で判る埃の堆積量。
 小説家の恩田陸氏は作品中何度も「誰も住んでいない家の窓が割れるのはなぜだろう」
 といった内容のことを書いておられますが、誰も生活していない、いわば住まいとしての要素を失ってしまった建造物は、どこか見捨てられた感や虚無感を覚えます。

 転居先の物件を見学に行ったときに感じる部屋のよそよそしさにも、どこか似ている気がしますが、もう誰も住むことはないんだろうな、という思いがあるので、そう感じてしまうのかもしれません。

 
 そういえば、私が住んでいるところからすぐ近所のマンションが、鉄骨その他の強度不足で住民すべてが退去することになる、というニュースをつい先日知りました。
 こんなことになったからには、きっと取り壊されることになるのでしょう。
 建物に意識があったらならば、意思とは無関係にリタイア宣告されたスポーツ選手の無念さのようなものを覚えているのかもしれません。
 
 今生活している築40年のこの借家、はたしてあと何年くらい暮らせるのか判りませんが、アルミサッシすらなく、ガラス戸や戸をすべて開け放すと吹き抜ける風がとても心地いい住まいです。家に感謝。

 でも、エアコンは取り付けさせてください。

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by telomerettaggg | 2007-06-29 01:21 | Nikkor 50/1.4 Ai-s