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本とか手帳とか筆記具とか

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今日は長文です。



 あとわずかの余暇を利用して猛烈な勢いで読書しているテロメアですこんばんは。というかいつでも本(マンガも)読みますし、だいたい去年は半年も働いてなかったし。

 友人に借りた海外本、アレックス・シアラーの「チョコレートアンダーグラウンド」が面白かったです。
 題名どおり、チョコレートについての物語なのですが、表紙はチョコレート色、そして文字も微妙にチョコレートっぽいインクというこだわりよう。むしょうにチョコレートが食べたくなります。
 翻訳されてまで海外で売られる本は、どれも名作だからこそ、そこまで手間をかけて出版するわけですが、じゃあ読んでみようか、と目を通しても、なにが面白いのかさっぱりわからないものが多すぎて、このごろではあまり読まなくなっていました。
 もちろん原作の国との文化の違いに違和感を覚えるからかもしれませんが、一番の原因は、翻訳者に尽きると思います。サリンジャーの「ライ麦畑でつかまえて」の翻訳家、野崎孝氏の訳はすばらしく読みやすくてお気に入りなのですが、これが村上春樹の新翻訳版になると一転します。文章が村上春樹調になっとる。あの人が翻訳するとフィッツジェラルドもサリンジャーも同一人物かと思ってしまいます。それがいいところなのかもしれませんが。

 一応書いておきますが、村上春樹の作品は好きですよ。ストーリィは好みですが、あの文体も大好きです。昼間からビール飲んでのんびりしている主人公がやたら出てくるところとかも。ねじまき鳥クロニクルがまた読みたくなってきたぞ。

 話を戻しますが、チョコレートアンダーグラウンドの翻訳者は金原瑞人(かなはらみずと)です。初めてこの人の翻訳ものを読みましたが、素晴らしい。平易なで、明快で、誤読しようのない文章には引き込まれてしまいます。主人公が子供なのにくわえて、文章が読みやすいのでジュブナイル版かと思ってしまったほどです。ちなみに、「蛇にピアス」の作者、金原ひとみはこの方の娘ですね。

 海外本は翻訳家で選ぶ。これもひとつの選択肢だと思います。

 内容については書きません。僕は評論家ではないし、あらすじを見てしまったがために読むときの新鮮さを薄れさせてしまうかもしれないからです。
 僕は、読んだことのない作家の本を買うとき、表紙のイメージとタイトルだけで決めてしまいます。いわゆるCDとかのジャケ買いみたいなものです。
 なので、海のものか山のものかもわからぬ全く新しい作家の本に新刊で数百円も出す気にはなれないので、もっぱら古本屋です。こういうときはアマゾンよりもブックオフオンラインが便利です。1500円以上買えば送料いらないし。





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 しかしというか当然ながら、ネットオーダでは読みたい当日に手に入るわけでもなく、そういう時は書店に行くしかありません。今日は自転車雑誌や、マンガを数冊買いました。

 そういえば、新しい職場で使うメモが必要だったので、あれこれ物色していました。手にしっくり来るもの、といえばモレスキンくらいしか思いつかず、でもこの紙は万年筆のインクがにじむんだよなあ、どうしようかなあ、などと悩んでおりました。今使っている万年筆はSALORやPILOTの安物ですし、インクも決して高級なものではありませんが、安いインクだからといってにじむのでは使えません。ペンの試し書きはあっても、紙の試し書きはないみたいなので、博打みたいなものです。
 今年は我慢しながらモレスキンの手帳を使っていましたが、来年は何の変哲もない能率手帳です。牛革カバーはモレスキンですが。

 そんな時に見つけたのがロディアのメモパッド。NO.12サイズで一冊231円。インクがにじんでもこの値段なら諦めてボールペン用として使えます(電話しながらの落書き用とか) 
 帰ってからいそいそと試し書きしてみたのですが、これがまったく滲まない。お買い得でした。というか、多分100円とかで売っている紙でもインクの滲まないものなど探せばあるのでしょうが、このオレンジの表紙にやられました。はい、デザイン優先セレクトの法則はここでも有効です。だいたい好きな色といえばまずはオレンジ、次は黒か赤ばかりなのです。



 今使っている万年筆のペン先もかなりへたってきたので、急な思いつきですが、新しいのを買うことにしました。それこそあれこれ試し書きさせてもらって、ラミーのサファリ(一番安い)、ペン軸はEF(極細)に決定。
 極細といっても、今使っているセーラーのFくらいの細さです。たぶん僕の筆圧のせいだとは思うのですが。色は、オレンジがなく、黒もEF軸のものがなかったので、青にしました。インクは青しか使わないので、まあいいかなあと。

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 しかし、レジに持っていって、カートリッジも一緒に買おうとしたら、一本もないと店員は言います。あまり売れないのでどうも在庫をおいていないぽいのです。カートリッジがすぐに手に入らない万年筆など使い勝手が良くないので、結局時間をかけて吟味して買わずじまい。50本くらい取り寄せておけば当分持つのでしょうが、本体よりも高くついてしまうのはなんだかなあ。

 帰宅してからネットで調べると、この万年筆はカートリッジインクだけではなく、コンバータにも対応していることがわかりました。インク瓶から吸い出して使えるのなら、取り寄せてもよかったのに。
 店員めえ、そういうことは一言もいわなかったじゃないか。おそらく知らなかったのでしょうけれど。
 厳しいこといいますが、商品知識もない人が客の応対に立ってはいけません。新商品ならともかく(それでもアウトですが)ラミーのサファリなんて定番ど真ん中ですよ。筆記具には詳しくない僕が知ってるくらいなのですから。

 結局、一度買う気になった購買欲は薄れることなく、ネットで注文。書き味もわかっているし、そう考えれば、お店であれこれ悩んだのも無駄にはならないというものです。もちろんコンバータも一緒に買いましたよ。





 
 
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by telomerettaggg | 2008-12-07 20:10 | RICOH caplio R5