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カテゴリ:Nikkor50/f1.2 Ai-s( 64 )

ただの猫好き

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 街を撮り歩いていて見つけたら必ず撮りたくなるのが猫です。
 人懐っこい猫ならまだしも、野良は大抵警戒してそんなに近寄ってくれませんので、たまに寄ってきてくれるとうれしい限り。珍しくF1.2の開放爆薄ピントでまともに合ったものがあったので、数年前のですがアップしました。ああ、猫島行きたいなあ。江の島行きたいなあ。






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by telomerettaggg | 2014-03-31 00:47 | Nikkor50/f1.2 Ai-s

ニッコール誕生80周年おめでとう

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NIKKOR50mm f1.2
大好きなレンズのひとつです。
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by telomerettaggg | 2013-02-04 20:19 | Nikkor50/f1.2 Ai-s

(再掲)5年前の雪・名古屋

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午後に降り始めた雪は夕刻にはやみ、そして溶け出し、真夜中に凍ってしまった。
あんなに怖い思いをしたドライブはいまだかつてない。
明日はこちらでも雪が降るかも。
予報を聞いて、5年前のことを、ふと思い出した。
ただ、それだけ。
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by telomerettaggg | 2013-01-21 01:51 | Nikkor50/f1.2 Ai-s

夜の徘徊

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過去の写真はこれでおしまい。





 
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by telomerettaggg | 2009-06-03 00:34 | Nikkor50/f1.2 Ai-s

漏れる・埋もれる

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by telomerettaggg | 2009-05-30 03:17 | Nikkor50/f1.2 Ai-s

ruin

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マニアというほどではないけれど、廃墟好きです。










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by telomerettaggg | 2009-05-28 00:02 | Nikkor50/f1.2 Ai-s

所在無く

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by telomerettaggg | 2009-05-27 01:02 | Nikkor50/f1.2 Ai-s

少女の足は砂に埋もれ

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by telomerettaggg | 2009-05-26 01:15 | Nikkor50/f1.2 Ai-s

海へ行こうと彼女は言った

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by telomerettaggg | 2009-05-24 19:31 | Nikkor50/f1.2 Ai-s

自転車と犬

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 やたら坂道の多かった街だ、ということを覚えている。
 子供の感覚だから、いま思い返せばたいしたことはなかったのかもしれないが、変速ギアもついていない自転車を乗り回し、いかに足をつかずに坂道を登れるか、そんなつまらないことを必死になって競争していたことを思い出す。

 坂に上りがあれば下りもある。
 バス遠足で険しい山道を走る車内でガイドのお姉さんが出した「さて、この峠にはいくつカーブがあるでしょう」というクイズのようなものだ。一所懸命指を折りながら数え、皆が口々に答えるのを一通り聞いて、お姉さんは回答する。
 「ふたつう。右カーブと左カーブですー」という妙に語尾を引く声に、なんだよそれ、と無性に悔しがったものだ。
 
 子供の無謀さというのは、たんに危険に対する想像の欠如をあからさまに見せつけているだけだ。
 そのときの自分にとっては勇気の表明であったかもしれないが、先のことを推し量れないたんなる阿呆だったな、ということを後になって知ることになる。身をもって知る、という言葉のまま、そのとき体についた傷の痕で、ひとつひとつ学んでいたようなものだ。少し考えればわかることだったのだが。
 
 友人の住むアパートは、急な坂の頂上にあった。坂自体の長さは、10mほどだったが、そこを自転車に乗ったまま下るにはかなりの勇気が必要だった。坂の終点はT字路になっており、つきあたりは何もない崖だったからだ。止まりきれなければ5m下まで転落してしまう。
 先読みできない当時の僕らでも、さすがに落ちればどうなるか、くらいの想像はできた。
 しかし、根拠のない自信に満ちた僕は、きっと落ちずにこの坂を下れるのだと思い込み、坂の天辺から全速力でペダルを踏み込んで加速し、急ブレーキをかけて止まろうとした。
 渾身の力を込めて握り締めた左右のブレーキレバーは、その期待に応えることなくブチブチと気味の悪い音をたてて切れ、結果、僕はほとんどフルスピードのままスキージャンプラージヒルさながらに飛翔した。というか転落した。

 幸いほとんど怪我せずに済んだのは、崖下が柔らかく耕された畑だったからだ。それでも猛烈に痛かったとは思うのだが、都合の悪い記憶はいつも消去されてしまう。むしろそのことに感謝すべきなのかもしれないが。

 逆に、いまだ記憶に残る痛みがある。同じく自転車にまつわるもので、また別の坂道を懲りずに猛スピードで下っていたときのことだ。
 そこは、車一台通るのがやっとの狭い道で、ハンドル操作を誤ったかなにかで前のめりになって僕は転んだ。自転車のどこかが太ももの付け根に刺さったのか、痺れるような感覚を感じて半ズボンをめくり、その部分を見ると、血が流れ出していた。
 不思議なもので、それまでは痛いと思ってもいないのに、怪我をした、と自覚した途端、強烈な痛みが太ももを襲い、大声を上げて泣いてしまった。出血することと、死ぬことは関連していることくらい子供にもわかる理屈で、実際そのときはもう自分は死んでしまうんじゃないか、という恐怖心が痛みをすぐに追い抜いたように思う。

 僕の泣き叫ぶ声を聞きつけて、すぐそばの家から女の人が慌てて飛び出してきた。パニックになっている自分はその人のことを見る余裕などなかったはずなのに、若い女性だ、ということは認識していた。もっとも、落ち着いてから観察していたのかもしれないが、何しろそのときは混乱していた。
 お姉さんは家の玄関先にある水道で傷口を洗うと、「そんなにひどい怪我じゃないから安心して」という意味のことを何度も繰り返し、痛がる僕をなだめ、消毒し、ガーゼをあててくれた。

 それだけ親切にしてもらったのに、僕はお礼もそこそこに、帰ってしまった。玄関先に飾ってあった赤い花と、奥からちょこちょこと出てきた小さな犬のことは、なぜか覚えている。

 話はもう少し続く。
 怪我をしたその下り坂は、小学校からの帰り道のひとつだった。
 そのときもそこを歩いていたということは、そんなに間もないある日だったのだろう。親切なお姉さんの家から、小さな犬がちょこちょこと出てきた。普段は家の中で飼われているはずなのに、そのときなぜ外に出ていたのかはわからない。
 あっというまのことだった。
 その狭い道を上ってきた車に犬は轢かれた。
 車は、犬を轢いたことに気づかなかったのだろうか、そのまま走り去っていく。
 小さな犬は、鳴き声をあげることもできず、ごぶごぶと喉から血をあふれさせていた。
 僕には、どうすることもできなかった。
 ただ、その家の呼び鈴をならし、出てきたお姉さんに「あ、あの、お宅の犬が轢かれちゃって・・・」と言うのが精一杯だった。
 裸足で飛び出してきたお姉さんは「○○ちゃん、○○ちゃん」とその犬の名を叫びながら抱きかかえ、家の中に入っていった。きっと、僕が以前に怪我をして手当てした子だった、ということには気づかなかったに違いない。

 それ以来、そのお姉さんには会っていない。

 左太ももに残る小さな傷跡を見るたび、いまだにそのときの痛みを覚えているのは、何もできなかった、なにもしてあげられなかった心の痛みを、まざまざと思い出すからなのかもしれない。

 お姉さんの顔も、犬の名前も、全く思い出せないというのに。





 
 
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by telomerettaggg | 2009-03-02 21:08 | Nikkor50/f1.2 Ai-s