TTAGGG

カテゴリ:OLYMPUS μ( 20 )

猫に関するあれこれ

d0103236_03403093.jpg

 信憑性があるかどうかは知らないが、猫の心臓は人間のそれと比べて初めから欠陥があるのだという。猫の胸に耳を当てて脈動を聞いてみたことがある。どくどくと脈打つ頻度はかなり早く、心なしか正確なリズムではないように感じられた。
 だからこそ猫はよく寝る。猫の語源は「寝子」なのだとも聞く。

 猫と人との付き合いは長い。古代エジプト時代に遡る。エジプト人にとって猫は愛玩動物というよりむしろ神だった。猫だけでなく牛も鷲も、いろんな動物を神として崇めたというし、そもそもファラオからして神なのではなかったか。
 それはさておき、エジプト人が神として崇め奉る猫を盾にくくりつけて戦いを挑んだペルシャ軍は許しがたい。鷲は捕らえにくかったろうし、牛をくくりつけた盾は盾として機能しないだろうから、理屈としてはわかるが猫好きの感情を逆撫でしてやまない。

 最近知ったのだが、戦国時代にも猫好きはいたらしい。かの太閤秀吉は無類の猫好きだったと聞く。大阪城で飼っていた秀吉の愛猫がいなくなってしまい、探すよう命じられた浅野長政が「見つかるまで虎毛の猫を借りたい」としたためた書簡が見つかっている。犬と猿は仲が悪いというが、猿(秀吉)と猫は相性がよかったのかもしれない。

 そういえば、日光東照宮にも左甚五郎の作った眠り猫が飾られている。猫がゆっくり眠れるのは、それだけ平和な証拠なのだから、徳川の世が太平であることを示す象徴なのだとか。家で丸くなって眠る猫を眺めるたび、いつまでも見ていたくなるのは、きっと心が安らぐからだ。それだけ、家の中が平和だという事だ。







[PR]
by telomerettaggg | 2014-04-02 03:59 | OLYMPUS μ

なんで猫好きなんだろう

d0103236_03554024.jpg

 初めに断っておきますが、猫に限らず動物は何でも好きです。犬も独特の人懐こさがいいですし、爬虫類や両生類もじっと見ていると個性があって愛らしく思えてきます。
 なのになぜ猫が一番好きなのか。

 説明しようのない感情を言語化するのはとても難しいのですが、あえて説明するならば、その役にたたなさ加減がいいのだと思います。恒温動物に限っていうなら、猫はウサギの次くらい何の役にもたたない動物です。
 犬のように番犬になるわけでもない。あるいは家畜としても飼われる鶏は卵を産みます。フクロウだって躾ければ狩りもします。
 なのに猫は特に何もしない。昔はネズミよけに飼う家庭もあったと聞きますが、いまでは気まぐれに狩ってくるというか、狩猟本能でネズミやヘビを見せに来る程度です。あれも一説には「人間は狩りもできないのか、それじゃいっちょ俺がエサとってやるか」くらいの気持ちでやっているとも聞きます。

 例外としてウイスキーキャットのような、ネズミを捕ることで役に立っている猫もいます。グレンタレット蒸留所の猫タウザーは有名です。

 が、現在の家猫は特に何もしません。ぐうたらと寝てはご飯を要求し、自分の気のままに行動し、寒ければ布団に入れろと要求し、暑くなったら寄り付きもしません。完全に人間は下に見られてるな、と感じることがよくあります。よほど根気強く教え込まない限り芸をすることもありません。
 それでも、猫は賢いんじゃなかろうか、と感じてしまいます。
 犬の人間に対する忠実さとは別種のものです。猫にとって人間に従うことなどどうでもいいのです。自分にとって居心地のいい場所でなくなったら、猫はさっさとねぐらを変えます。都会ではなかなかありえませんが、田舎のほうだと野良が家に住み着いたな、と思ったら2~3日帰ってこないことがよくあります。なんのことはない、飼っていると思っているのは人間だけで、猫は同じ要領で数件の家を転々としながらどこの家人にも飼っていると思わせることがしばしばなのです。

 人も同様に、上司に唯々諾々と従うことだけが良しとされるわけではなく、なかには人の助言など受け入れずわが道をいくパイオニアのような存在があります。猫はまさに唯我独尊、僕の前に道はない、僕の後に道は出来ると詠った高村光太郎のような存在ではないかと感じることがあります。
 役に立たない、などと思わせておきながらその仕草、愛くるしさで人を惑わす存在なのです。そんなことを考えてしまう私はまさに猫の下僕なのでしょう。あえてその地位に甘んじていいと思わせる魅力が猫にはあります。







[PR]
by telomerettaggg | 2014-04-01 04:22 | OLYMPUS μ

空を漂う魚

d0103236_1438822.jpg


 木漏れ日の光る葉桜の道を歩いていると、その中を泳いでいる魚に出くわす。
 雨上がりの葉は洗われて、木漏れ日と共に雫を反射した小さな七色の光が目の前にフレアとなって現れることがあるが、それとはどうも違う。体長10cm足らずのそれは俺の頭の高さをほぼ動かず、ときたま尾鰭を軽く揺らめかせながら方向転換している。

 ラジコンヘリは近頃さらに超小型化しているようだが、無論その魚に羽の類はついていない。強いてあげれば腹鰭が体の割りに長い程度でしかない。

 どうやら、見えているのは俺だけのようだ。気持ちのいい午後の夕立のあと、涼みがてら散歩している人はちらほらいる。きっと目線が他人と俺とでは違うからだろう。俺は極端に背が低いからだ。そのせいではないだろうが、すれ違う人は細かなゴミのような魚ではなく、俺を見つけて近寄ってくる。

 まあ、可愛いわねえ、一人でお散歩かしら?

 ほら、また女の人に声をかけられた。俺は頭を撫でられるまましばし立ち止まりながらも、視線の先で空を泳ぐ魚を追い続ける。

 そうして女性から解放されたあとに追いかけたとき、魚ははるか前方の草むらの中へ、す、と紛れて見えなくなった。俺もそこで興味を失った。

 猫とはとかく注意力散漫で気まぐれなものなのだ。
[PR]
by telomerettaggg | 2013-07-18 23:22 | OLYMPUS μ

(再掲)いけない充足感

d0103236_20511757.jpg


きっと相手は悩んでるけれど、悩みの原因が俺ってことは
それだけ俺のことを考えてくれてる
頭の中に俺のことがある

それだけで、いけない満足感を覚えてしまう悪いやつ
[PR]
by telomerettaggg | 2013-03-30 20:53 | OLYMPUS μ

こんにちは、ホワイトバード

d0103236_21555323.jpg

1999.11月 北海道野付半島
[PR]
by telomerettaggg | 2013-02-03 21:59 | OLYMPUS μ

記憶色

d0103236_18274987.jpg



 10年も前のことになるとほとんど記憶と実際の色は違うのかもしれないけれど、
 改ざんされている色なのかもしれないけれど、そんなことはどうでもいいんです。





 
[PR]
by telomerettaggg | 2008-06-18 18:29 | OLYMPUS μ

cannot come back in those days

d0103236_2085885.jpg










 
[PR]
by telomerettaggg | 2008-05-28 20:09 | OLYMPUS μ

last update

d0103236_20471139.jpg

kodak T-MAX100


 今年最後の更新も年末とはまったく関係のない写眞で締めるテロメアです。

 見に来てくださった皆様、ありがとうございました。

 来年もまたよろしくお願いいたします。





 


 
[PR]
by telomerettaggg | 2007-12-27 20:52 | OLYMPUS μ

dry bottom

d0103236_1551623.jpg

kodak T-MAX100


 乾いた川の底を覗く 枯葉にとってはどこにも流れず




 
[PR]
by telomerettaggg | 2007-12-16 15:11 | OLYMPUS μ

聳え立つ

d0103236_19302059.jpg

kodak T-MAX100




おひさしぶりです。
ようやく就職が決まり、今月から働き始めております。
仕事のペースに慣れるまで、不定期な更新になるかと思いますので、よろしくお願いいたします。




 
[PR]
by telomerettaggg | 2007-12-08 19:32 | OLYMPUS μ