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いつか通った道

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presto400


 学校から家まで ほんの少し道のりを 2時間もかけたのは 多分こんなところだったから

 ランドセルに吊るした給食袋のシミから リコーダの音色まで 思い出せるような気がする
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by telomerettaggg | 2007-06-30 00:26 | Nikkor 50/1.4 Ai-s

廃墟

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presto400

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 あまりの暑さに飛び起きてしまい、寝不足のまま一日を過ごしていたら18時に寝ていました。おはようございます、テロメアです。今年こそはエアコンつけようと思うんですが、設置は自室にすべきか、暗室予定の部屋にするべきか猛烈に悩んでいます。夏は暗室で寝るかな。


 これといって廃墟マニアというわけではないのですが、誰も住んでいない家や、荒廃に任せるまま放置された建物を見ると入っていきたくなります。たいていは中に入れないよう板が打ち付けてあるものですが、ここにはそういう障害が何もなかったものですから、ちょっとだけ入らせてもらいました。不法侵入になっちゃいますので、叱られないよう、ほんの数分だけ。

 もとは社員寮だったらしい3階建ての外付け階段から中を覗き込むと、ガラスは割れているし、なかはしばらく誰も足を踏み入れていないことが人目で判る埃の堆積量。
 小説家の恩田陸氏は作品中何度も「誰も住んでいない家の窓が割れるのはなぜだろう」
 といった内容のことを書いておられますが、誰も生活していない、いわば住まいとしての要素を失ってしまった建造物は、どこか見捨てられた感や虚無感を覚えます。

 転居先の物件を見学に行ったときに感じる部屋のよそよそしさにも、どこか似ている気がしますが、もう誰も住むことはないんだろうな、という思いがあるので、そう感じてしまうのかもしれません。

 
 そういえば、私が住んでいるところからすぐ近所のマンションが、鉄骨その他の強度不足で住民すべてが退去することになる、というニュースをつい先日知りました。
 こんなことになったからには、きっと取り壊されることになるのでしょう。
 建物に意識があったらならば、意思とは無関係にリタイア宣告されたスポーツ選手の無念さのようなものを覚えているのかもしれません。
 
 今生活している築40年のこの借家、はたしてあと何年くらい暮らせるのか判りませんが、アルミサッシすらなく、ガラス戸や戸をすべて開け放すと吹き抜ける風がとても心地いい住まいです。家に感謝。

 でも、エアコンは取り付けさせてください。

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by telomerettaggg | 2007-06-29 01:21 | Nikkor 50/1.4 Ai-s

あつい にやける せなか

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pesto400 


 テレビモニタが焼きついてしまった。

 液晶なのだからそんなことは起きないとたかをくくっていたら、左上のほうになんだか筋のようなものが浮かんでいるのを発見。正式には「焼きつく」とは言わないのかもしれないけれど。

 真上から垂直に照りつける強烈な日差しでできた葉の影は、そこに焦げ跡を残すのだろうか。なんてことを童心に返って思いついてみたりもする。

 暑い。こういう状態を「脳が溶ける」というのだろうか、PC内部に熱が籠もって暴走を始めるように、俺の思考は急激に低下しているようだ。やたらめったらといろんなことが頭の中をよぎりだすのがその兆候なのかもしれない。よくわからない。昼間からビールをがぶ呑みしたせいか。

 暑い>体温上昇>発汗作用>服が濡れる>触覚反応>不快

 夏が嫌いなのではなく、耐え難い不快さが嫌なのだ、という結論に達する。
 
 たいした理由もなくにやける。こんなことは酔いに任せているときか、摂氏30度を超えたときにしか起こらない、俺特有の症状だ。帽子を被ってきてよかった。とりあえず、熱射病になることだけは避けられそうだ。

 ふいに、背後で何かが焦げるような匂いがした。と同時に背中に痛みが走った。比喩ではなくTシャツが燃えていた。

 あ、ついに焼ける背中。

 または、

 熱い、ニヤ、蹴る背中



 何かが頭蓋骨から漏れ出してるみたいだ。






 
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by telomerettaggg | 2007-06-28 01:04 | summaron 35/3.5

雨・京都・夜

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 だいたいいつも微妙な雨男で、降り出したかと思えばやんだり、その逆だったりすることが多い。降りそうにないからな、と思って傘を持たずに行けば(そもそも、俺は傘を持っていない)いきなり降りだして、すぐ止む。
 濡れた俺は途方もなく濡れた衣服に心地悪さを感じながら、理不尽な天候に罵声を浴びせたくなる。

 まったく関係ないが、「理不尽」をずっと「李夫人」だと思っていた。だれかがその言葉を口に出すとき、
 「もう、ほんとに李夫人だよね」と聞こえていたため、誰だそれ???、と疑問符つけまくりだった俺は子供だったなあ。

 
 閑話休題。
 その日、京都に着いたのは20時を少し回った頃で、宿へ向かうバスを駅前で待ちながら、行き交うバスの流れをなんとなく撮ったり、やるせない、行き場のない爺さんの後姿を撮ってみたりしていた。
 電車の扉から雨が降りこむほど降っていた雨も、こちらでは降っておらず、雲の切れ間から月すら見えていた。なのに、バスに乗り込んだ直後にまた降り出す雨。降りたときには土砂降りに近くなっていた。

 またやられた、と思いながらも荷物を濡らさないようにしながら宿へと向かう俺の頭の中には、いまだ見たことのない中国の李夫人が駆け巡るのだった。
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by telomerettaggg | 2007-06-27 16:52 | summaron 35/3.5

どこにいこうかかんがえてみる

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presto400 kyoto


 どこにいこうか どこにしようか
 
 ここはどこ? ここはどのへん?

 にしのほうへ むかってみるが

 いまいちだった かんがえたまえ

 こうえんみつけた ちょっとすわって

 うっすらほわんと うかぶまちなみ

 かさねてそうぞう もすこしながめる





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どこが暗号なのか考えてみましょう。すごく簡単です。
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by telomerettaggg | 2007-06-26 00:14 | summaron 35/3.5

心配ごと

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presto400 kyoto


 その日の京都は雨上がりの蒸し暑い日でした。
 日陰に座ってたわいのない話に花を咲かせる二人の男女を見て思ったのは、
 ほほえましいなあ、とかうらやましいなあ、などという負の感情ではなく、
 紙パックのジュースを開封したままどうやって持ち歩くのだろう?ということでした。

 心配になってずっと見ていたけれど、話に夢中な二人は一向にジュースを飲み干す気配がないので、諦めてその場を離れました。

 そのままその場に置き去りにされたかもしれない、そう思うと心配で夜も眠れず昼間眠っています。
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by telomerettaggg | 2007-06-25 01:34 | summaron 35/3.5

寄り添って

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 好きな人と腕を組んで歩いたのってどれくらい昔かな、って思い出してみる。




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※映画

アンダーグラウンド インフェルノ

地雷を踏んだらサヨウナラ


※本

球形の季節  恩田陸

アヒルと鴨のコインロッカー  伊坂幸太郎

陽気なギャングが地球を回す  伊坂幸太郎

陽気なギャングの日常と襲撃  伊坂幸太郎

魔王  伊坂幸太郎
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by telomerettaggg | 2007-06-24 00:23 | summaron 35/3.5

大体迷う

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presto400 kyoto

 京都って書かないとどこだか全くわかりませんねこれでは、、、

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 物凄く方向音痴です。
 だから、知らない町で自由気ままに撮り歩いていると大体迷います。京都の、新京極を歩いたときも、自分がいまどこにいるのかさっぱりわからず、同じところをぐるぐる回り続けていたテロメアですこんばんは。
21時半に起きました。


 tagには残っていますが、k100Dを手放した現在、デジカメといえるものは携帯カメラくらいです。正確には、トイデジカメ(のようなもの)が一台あるのですが、これはほとんど使い物にならない画質なので数に入れていません。
 とりあえず、テオが早く何かデジカメを買ってくれとうるさいので、どれにしようと考え中なのですが、こういう時って大体迷います(本日2回目)

 GR-Dなどのハイエンドクラスと違い、普及帯のコンパクトデジカメって、ほとんど興味のないジャンルだったので、どんな機種が出ているのか、どのように違うのかなど、ほとんど知らない私も、さすがにいろいろと調べてみました。

 予算の関係から、3万以内で買えるものをあれこれ見ていたのですが、物凄くたくさんの機種があるんですね。同じメーカから出ている型番違いなど、どこがどう違うのかまるっきりわかりません。
 ついつい欲を出して、マニュアルフォーカスが出来るものを、とか、広角は28ミリからなどと注文をつけると、高くなってしまいますし。4万を超えるのならもう中古でデジタル一眼レフが買えてしまうので、あくまで低価格で、バッテリの持ちがよくて、高感度での画質がそこそこ許せる機種となると、どれを選べばいいのか物凄く迷います。これ!という決め手がないんです。

 結局最後はデザインとかで決めてしまいそうな気もするんですけど。
いまのところ候補に挙がっているのはこれとかこれとか、これなんですけど。
 見事に使う用途や機能がバラバラなのは、まだ全く絞りきれていないからなんです。

 お勧めコンパクトデジカメがありましたら、教えてくださいませ。
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by telomerettaggg | 2007-06-23 03:23 | summaron 35/3.5

それ

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 自分ではそういうつもりは全くないのに、気づいたらなにか違うものになっていた、という経験は誰にでもあるだろう。
 嫌いだった食べ物が、じつはそんなにまずくはないことを知ったとき。こうでなければならない、と感じていたことが、じつは誰かの期待に答えるため、無意識に演じていた性格だったことに気づいたとき。

 「それ」は、少しずつ沁み込んでいき、白かったものを黒く変えてしまうことすらある。そのスピードはあまりにもゆっくりとしているため、自覚症状もないままふと我に返って、変化に気づく。


 ボクが「それ」のわずかな変化に気づくことができたのは、たんなる偶然というしかない。
 それは、コーヒーの飲み残しからだった。

 子供の頃のボクは、コーヒーに限らず、飲み物はなんでも素早く飲み干してしまっていたように思う。何かにいつも喉が渇いているような、そんな切迫感ともいえる感情に支配されて、すべてを飲みつくすまでカップがテーブルに置かれることはなかったような気がするのだ。
 コーヒーカップの底にこそ、世界の真実は隠されている。
 そう感じていたのかもしれない。

 ある朝めざめたボクは、部屋の中に何かの異変を感じていた。一人きりで暮らしている部屋、もちろん誰かが部屋に忍び込んだなどということもなく、寝る前に見回した部屋のなかでなにかが移動させられたような気配はなかった。

 デモ、ドコカガチガッテイル。

 夢の中でボクは、誰かに追われている。どこかでうすぼんやりと、これは夢なんだから、と自分に言い聞かせ、大丈夫、捕まったとしてもなんてことはないさ、などとたかをくくっているのに、どういうわけか逃げる足は全く止まろうとしない。これは夢なのに。
 ちょうど、そんなときの釈然としない感覚に似ているような気がする。
 しかし、それはなぜか心地よかった。
 
 寝ぼけた目をこすりつつ、テーブルの上のカップを流しに持っていこうとして、その、底に残ったコーヒーを見つけても、別に何の感情も沸かなかった。あれ、全部飲んでなかったんだな、と思っただけだった。そのときは。

 会社へ行く支度をして、スーツ姿でバス停に向かう。バスに乗り込むとき、大きな荷物を持ったおばあさんが立ち往生しているのを見て、その大きな風呂敷包みを持ってあげる。車内は満員で、初夏の熱気とサラリーマンの鬱屈したため息が押し込まれていたけれど、ボクには全く気にならない。

 会社よりも二つ前のバス停で降りて、緑の豊かな歩道を歩いていく。どういうわけか鼻歌さえ出てきそうだ。透過光が目に眩しくて、目を細めながらさらに歩いていく。



 結局のところ、残したコーヒーがなんだったのか、それが何の変化をもたらしたのかは、今でもよくわからない。ただ、ひとつ説明がつくのは、ボクがこんなに上機嫌で朝を迎えることが出来たのは、このときが初めてだったような気がするのだ。

 ただ、こうやってほんのわずかずつ、ボクは変わっていくのかもしれないな、ということをぼんやりと考えていた。それがいいことでも、悪いことでも、それはどう影響するのか、そんなことは判らないし、多分どうでもいいことなのだろう。一日一膳・因果応報などと知ったようなことを言えるような立派な人物でもないのだから。

 「それ」に気づいただけでも、変わったって事なんだろうな、と。そしてそれを受け入れていかなければ、とも。

 
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by telomerettaggg | 2007-06-22 00:55 | Nikkor 50/1.4 Ai-s

京都/現像

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presto400  arashiyama/kyoto


 
 先々週の京都の写真をようやくアップするにあたって、現像・スキャンをすませました。
 時間はたっぷりあるのにいったい何をしていたのか、全く思い出せません。わたし的にはそれなりに充実した毎日ではあるのですが。

 日にちは前後しますが日曜日の京都、嵐山。
 実はこのところ、一眼レフでの撮影が楽しくなってきており、前日に持ち出したLeicaM6では2本撮りきることが出来なかったのに、日曜はF3で4本強。どちらにしても数撃ちゃ当たる方式には違いないのですが、わたしにしてはこういう風景に近い写真を撮ることがあまりないので、どうかな、と思いつつも、わりといいのでは?と思えるコマが何枚かはありました。


 問題は現像です。
 というより、現像自体はほぼ間違いなく出来たと思うんです。が、スキャンしてみると写真の真ん中付近に一本細長い、渦巻状の筋が入っているコマが何本も現れて当惑しました。これは乾燥が上手くいかずに、液が残ってしまったのかも?と最初は考えていたのですが、ネガを確認してもそれに該当する汚れは全く見当たらないのです。

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↑中央部分に見える縞模様です。

 いろいろ考えあぐねた結果、これはフィルムがカールしてスキャナのガラス面にネガがくっついて起こったニュートンリングではないかと。
 一応、スキャンする前に重石を乗せて平坦になるようにはしていたのですが、足りなかったようです。ほかに何か原因が考えられるのか、わたしのつたない頭脳では図りかねます。

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 Nikonで撮るほとんどの写真は、Nikkor50mmF1.4Ai-sです。Nikonでありながら、しかも標準レンズなのに、開放で撮るとかなりの暴れっぷりを見せてくれるので気に入っているレンズなのです。
 これを見つけたのは地元のリサイクルショップだったのですが、手に入れた時は高いなあ、などと思っていたのに、実は平均的な価格の約半値で買えていたことをあとで知りました。
 白いものや、夜間撮影時の街灯などのにじみ方が、なにやらズミルクスぽいではないか、と一人で悦に入っているのですが、ずっとフィルターがついていることを知らずにこれまで撮影していたことをこの京都の撮影時に始めて知りました。L1Bcがフィルターだということすらずっと知らなかったって、いったいどれだけ知識がないのだ?と思ってしまいますが、このフィルタ、紫外線だけでなく青緑光も少しカットするタイプらしいので、とりあえずモノクロにはあまり影響のないもののようです。とりあえず外しましたけれど。
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by telomerettaggg | 2007-06-21 03:17 | Nikkor 50/1.4 Ai-s