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久しぶりに文房具の話

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去年は体調のことでバタバタしたこともあり、年内のうちに新しい手帳を買うことも忘れていました。
毎年正月に、昨年分の手帳に書き込んである読んだ本のリストを見返して、その年最も気に入った作品を五つ書き出します。
その当時通いつめていた古本屋の主人に勧められて始めたこの習慣も、早いものでもう10年になります。
ちなみに手帳を使うようになったのも同時期で、それまでは予定もなにもかもルーズリーフにひとまとめにして書いていました。

そんなこんなで作業を開始して初めて、今年分の手帳をまだ買っていないことに気づいた次第なのです。
決まった手帳を買っているわけでもなく、去年と同じ能率手帳ライツでいいかな、万年筆との相性もよかったし、と思いつつネットで探していたのですが、どうやら生産数が少ないのか見つけられず。よく探せばあったのかもしれませんが、まあいいか、と他の商品を物色。

基本的に、手帳に出してもいい金額は2000円くらいが限度です。僕のように、仕事に使うわけでもないプライベートなことしか書かないものにあまりお金をかけすぎるのはどうも気が進みません。そのわりにもっと無駄な部分にはお金をかけたりしてしまうわけですが、そこはそれ、今は収入が皆無に近いので出費はなるべく控えたいということです。
ちょうど、Amazonが書籍送料無料キャンペーン実施中だったので、そのなかからいろいろ見て、結局決めたのはmoleskine。
そう、一昨年初めて使用して、インクの裏写りが激しいことで連続しての使用を断念したあのモレスキンです。
だって、円高の影響で安かったんですもの。それに、インクのことを除けばレイアウトや使い勝手は気にいっていたので、買うと決めた瞬間、これに合うインクを探す旅に出ることが同時に決まってしまいました。

ネットでいろいろ情報を探したのですが、やはり皆さんインクの裏写りに関しては苦労しておられるようです。紙とペンとインクの相性が合って初めて満足できるとか、どんな苦行だよ?とは思いますが、それもまた楽しからん也、です。
ロディアはインクやペンを選ばない全くの優等生なんですけどねぇ。

それはさておき、どうやらモンブランのブルーブラックならまず大丈夫じゃないか、というらことで市内を探しますが、そもそも萬年筆じたいをおいていない店ばかり、どうしようもありません。こればかりは都会に住んでいないと困る点ですね。本は通販でも構いませんが、試し書きの必要な万年筆類は、どうしても直に触ってみる必要があります。

結局、購入したのはプラチナの廉価板万年筆、preppyとダイソーで売っていたセーラーの100円万年筆(商品名インクペン)だけ。どちらもカートリッジ式。
帰宅後、早速試し書きして見ましたが、両方とも安価なわりには心地良い書き心地ではあるのですが、プラチナのほうはインクフローが良すぎるのと字幅が広すぎて使い物にならず、ダイソーのほうはインクの質が悪いのか滲んでしまいます。

そこで、ダイソーのペンは早速インクを入れ替えてみました。ペンとカートリッジのなかのインクを水洗いできれいにすすぎ、そこに香水を瓶につめるための注射器を使ってインク瓶からカートリッジへ注入。
今度のインクは何年まえに買ったのか忘れたパイロットのブルーです。最低でも五年は経っているはずですが、特に異常もなく、しかも
滲みもなく書くことが出来ました。これでひとまずは安心です。
by Telomerettaggg | 2010-01-17 21:51 | iPhone